S.T.A.規約
S.T.A. なみだの分かちあいアジア 規約
世界の半分が飢えている今、日本に生きる私達はあり余る物の中で、精神的に溺れかけようとしています。多くの人々がその矛盾に気付き、支援に目を向け始めました。しかし、支援という発想では飢え等、貧困の問題は解決しません。なぜなら支援というのは、持った者が持たないものへという発想で成り立ちます。それは第一に、支援する者、される者という関係が出来上がり、それを固定化させます。そして第二に、持った者という充足感を持つことはとても困難なことです。欲望には際限がありません。
私たちは、分かちあいこそが、アジアの人々の苦悩を解決する一つの手段だと考えます。知識ある者は知識を、技術ある者は技術を、笑いを歌を。そして持てる者は持てるように持たない者は持たないなりに、今ある物を分かちあうことが解決方法の一つだと思います。そして、分かちあいにも二つあると思います。
一つは喜びの分かちあい。学校を建てる、病院を建てる、そして井戸を掘る。これ等を喜びの分かちあいとします。ではなぜ、私たちが学校を建て、井戸を掘らなければならないのでしょう。本来それは、その国の人々がやることなのです。しかし、その国の人々ができない原因があります。それは内戦であり、貧困であり、差別等です。その原因を解決しなければ、私たちが半永久的に学校を建てたり、井戸を掘らなければなりません。私たちはそうした根本原因である悲しみを分かちあうことが、最も大切だと考えます。そして、悲しみはなみだに象徴されます。なみだは、喜びのなみだもあります。”アジアの人々となみだを分かちあおう”それが私たちの願いです。

